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HIVブログ10選 / エイズになるの?陽性感染者の参考に


HIVは病気ではなくウィルス名(人免疫不全ウィルス:Human Immunodeficiency Virus)の頭文字です。したがって正式には「HIV感染症」になります。

また、AIDSは「後天性免疫不全症候群(Acquired Immuno-Deficiency Syndrome)」のことで、主にHIV感染症が原因で発症する様々な病気の総称です。つまり、厳密に言えばHIVとAIDSは別の病気であり、HIV感染症の段階ではAIDSは発症していないということになります。

また先進国では男性同性愛者の間で感染が拡大し、患者割合も男性同性愛者に多いため、社会的にはいろいろな誤解や偏見によって不当な差別を受けやすい病気でもあります。

今回は「HIV」に関するブログを10選ご紹介します。

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HIVブログのまとめ10選

01.俺とヒロとゴン太と~HIVになって…~

HIV感染症は一般の社会だけでなくゲイの世界でも差別を受けがちです。そうしたソーシャルプレッシャーが原因で、自分が感染者であることを知るのが怖くて、なかなか検査を受けず、治療を受けないままにAIDSを発症し、パートナーにもHIVを感染させてしまうというリスクがあります。

このブログは男性同性愛者のカップルがオーナーですが、二人ともHIV感染症で一人はAIDSを発症しています。

HIV感染症は正しい知識を身につければ感染予防とAIDSの発症はかなりの高い確率で抑制できるので、必要以上に病気を怖がらないことが重要だと痛感します。

>> 俺とヒロとゴン太と~HIVになって…~


02.しおんのHIVな日常

HIV/AIDSは男性同性愛者の病気、まだまだそういった誤解は世間に蔓延していますが、このブログオーナーは女性の“しおん”さんです。日本でHIVの治療を受けている女性患者はほんの一握りなので、症例的にも貴重なブログだと言えるでしょう。

2015年の5月にHIVが発覚、その時のCD4はわずか23〜24(通常は感染者でも1000前後)なので、AIDSを発症していてもおかしくない状況でした。

感染症は口腔カンジダ症のみで、発覚後間もないのでHIV感染症なのかすでにAIDSを発症しているのかはこれからの精査によると思いますが、旦那さんに感染はしていなかったようです。

CD4の値が危険域だったのでただちに抗HIV治療薬によるカクテル療法を開始、飲み薬だけですがリンパ球数も安定してきて高い治療効果が得られているようで安心しました。抗HIV治療薬の副作用も落ち着いてきたとのことで、このまま治療を続けると寛解期にはいることと思います。

*HIVにおける寛解期とはウィルス量測定値以下、CD4値500以上が目安となります。

>> しおんのHIVな日常


03.CROSS LINKER HIVの記録

オーナーは新宿区在住の“五十嵐風太”さん。彼もゲイです。彼のブログからはAIDSやHIVに対する予防や啓蒙活動がたくさん掲載されています。

AIDS治療先進国のアメリカでのAAA(Act Against AIDS:エイズ予防運動)の模様や世界AIDSデーの告知など世界中で展開されているHIV/AIDS関連情報が満載なので、これからこの病気のことを知りたいという方には是非お勧めしたいサイトです。

日本国内では圧倒的に男性同性愛者間での感染例が多い病気ですが、これは逆に言えばリスキーなセックスをしなければ感染は拡大しないということです。通常の接触やキスぐらいでは感染しない病気なので、怖がって遠ざけるのではなく、理解することが重要だということを教えてくれるブログです。

>> CROSS LINKER HIVの記録


04.HIVポジティブライフ

タイトルの「HIVポジティブライフ」には二つの意味があります。一つ目は文字通り“HIV感染症がポジティブ(陽性)”であるということと、もう一つは病気に対して“ポジティブに人生(ライフ)を送りたい”という意味です。

治療効果の高い薬が開発され、AIDSの発症を70%以上抑え込むことができるようになった今でも、HIV感染症=AIDS=「死の病気」という誤解が蔓延しています。実際の死亡率は高血圧症や糖尿病など日本人に多い生活習慣病よりもはるかに低いということを感染者はもとより周囲の人(家族や友人)にも理解してほしいと思います。

とはいえ、カミングアウト(周囲への告知)は難しい問題です。オーナーの“ゆーたろう”さんがこの先、病気をどう受け止めていくのか、HIVポジティブの患者さんがどう生きていくのかを知ってもらうためにもできるだけ多くの人に読んでいただきたいブログです。

>> HIVポジティブライフ


05.30代ゲイ HIVポジティブ 投薬の日々。

日本ではまだそれほど多くの患者数が報告されていないのがHIV/AIDS患者です。日本でAIDSが話題になり始めたのは1980年代後半ぐらいからですから、それから30年以上、患者数の爆発的な増加が見られないということは、どういうわけか国内でのパンデミックは起こっていないと考えられます。

情報不足、啓蒙運動不足などを考えればある意味これは奇跡的な状況なのかもしれません。

したがって実際にHIVポジティブ(陽性者)で投薬治療を受けている人の闘病記録はとても貴重で社会的にも意味のあるブログと言えるでしょう。

セクシャルマイノリティ+HIVポジティブの人はどうやって日々を過ごすのか。。。それは二重の労苦を背負うということになるのが今の世の中なのです。

>> 30代ゲイ HIVポジティブ 投薬の日々。

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06.一人称は「俺」

オーナーは関西在住の“masaru”さん。HIVキャリアでゲイです。ブログの内容は病気のことよりも”masaru”さんが日々感じる雑感がメインですが、ゲイとして今の日本社会で生きるということがどういうことかというのが客観的な視点で描かれていて、病気のことはもちろんですが、ゲイライフを知るという意味でも非常に社会的な意義のあるブログではないかと思われます。

社会を見る目はとても客観的で的を得ていて、時事ネタの記事もとてもロジカルに綴られているので、つい深読みしてしまう、コラム的ネット書籍としてもお勧めしたいブログになっています。

>> 一人称は「俺」


07.ウマとタツ。

ブログオーナーは“タツ”さん。恋人の“ウマ”さんとは遠距離恋愛中です。HIVキャリアは恋人の“ウマ”さんの方。ただでさえゲイ特有の病気という誤解を世間から受けがちであるがゆえにゲイの間でも差別されてしまうHIVポジティブの人を恋人に持つというのは精神的なストレスも強いと思われます。

ただ、ブログから漂ってくるのはごく普通の遠距離恋愛中カップルの日常です。性的嗜好の違いは人間性まで否定されるものではありません。同じように誰かを愛し、心配し、相手の喜ぶ顔がみたくて日々を送るのです。

そんな遠距離ゲイカップルの日常を綴ったブログだからこそ、ヘテロセクシャル(異性愛者)の人にも読んでもらい、ゲイの恋愛も自分たちとなんら変わらないことを知っていただきたいと思います。

>> ウマとタツ。


08.僕が僕であるために。~HIVと生きる~

これまでにも消化してきたとおり、HIV/AIDSは社会的に大きな誤解を受けている病気です。致死率に至っては糖尿病や高血圧症よりもはるかに低く、きちんと投薬治療を受けていれば、ほぼ健常者と同じように日常生活を送ることが可能です。

このブログのオーナーの“わかば”さんは2015年3月にHIVポジティブの宣告を受けました。プロフィールからはこの病気に対する不安感がありありと読み取れます。

まだ、宣告を受けて間もないので、カクテル療法はこれからのことだと思いますが、ブログを通じて胸にしまいこみがちな不安や恐怖を外に出すということはそれだけで気持ちの負担を軽くする効果があります。

ブログタイトルにもあるように“~HIVと生きる~”という精神を大切に今と未来を生きてもらいたいと願うばかりです。

>> 僕が僕であるために。~HIVと生きる~


09.これが僕のHIVとの生き方

オーナーの“ぽけんた”さんは31歳、九州在住のゲイの方です。2013年にAIDSを発症したとプロフィールには書かれています。

これも多くの人が誤解をしているのですが、HIV感染症にかかっても、ほとんど目立った自覚症状はありません。HIVウィルスは静かに人の免疫機能を破壊するウィルスで、感染によって炎症を起こすようなわかりやすい症状はないのです。

したがって、何かしらの自覚症状を覚えて病院にかかり検査をしたらすでにAIDSが発症していたというケースも珍しくはないのです。大切なことは、きちんと感染を予防して、定期的に検査を受け、万が一HIVに感染していたら即治療を開始するという心構えです。

>> これが僕のHIVとの生き方


10.明日は良き日~我が家のHIV~

既婚者で夫がHIVポジティブであることが或る日突然わかったら!?そんな非現実的と思われる事態を実体験したのがこのブログオーナーの“こばかお”さんです。

HIVはゲイの病気、この先入観は非常に根強く、また、国内のHIVポジティブの人は9割型男性で、そのうち2/3以上は同性愛者ですから、データから見てもそう思われるのは致し方ないのですが、既婚ゲイや検査を受けずに感染を拡大させているキャリアを生み出しつづけているのもソーシャルプレッシャー(社会的な差別意識)であることは間違いないと思います。

このブログはいわゆる常識人の“こばかお”さんとHIVポジティブの旦那さんとが今後どうやって家族関係を再構築していくか、その記録となっています。
ブログタイトル通り「明日は良き日」となりますように。

>> 明日は良き日~我が家のHIV~

まとめ

1980年代から2000年代初頭にかけてAIDSはアメリカの成人男性の死亡率上位の病気でした。また、多くのスポーツ選手や芸能人、文化人が相次いでAIDSで死亡したこともあり、AIDSの原因となるHIV感染症に関する新薬研究は飛躍的な進歩を遂げ、近年最も成功した新薬研究分野として評価されています。

最近ではHIV感染症に感染しても免疫機能を示すCD4やCD8が比較的高い数値をマークしている段階から複数の抗HIV薬を投与するカクテル療法を行うことでAIDSの発症を強力に抑制することに成功しています。

さらにHIVウィルスはインフルエンザウイルスや肝炎ウィルスなどに比べても感染力は低いので、SEXの際にきちんと予防さえしていれば感染リスクは大幅に下げられますし、たとえ感染しても即“死につながる病”ではなくなりました。

こうした現状をきちんと理解し、またセクシャルマイノリティーに対する差別をなくす啓蒙活動を通して、この病気に対する無用な恐怖心を払拭することは十分に可能だと思われます。ここで紹介したブログを通してHIVとAIDSに対する正しい知識が広まっていくことを願ってやみません。

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